五十肩は、正式には「肩関節周囲炎」と呼ばれ、40代〜60代の中高年層に多く見られる肩の痛みと可動域制限を特徴とする疾患です。「腕が上がらない」「後ろに手が回らない」「夜中に肩がズキズキと痛む」といった症状が代表的です。
肩の強い痛み（特に夜間に強くなることがあります）
腕を上げたり、後ろに回す動作が困難
シャツを着替えたり、髪を結んだりする動作の支障
痛みが数週間から数ヶ月にわたって続く
五十肩の明確な原因は解明されていませんが、加齢に伴う肩関節の周囲の組織（関節包、靱帯、腱など）の炎症や癒着が関係していると考えられています。急な無理な動作や長期間の同じ姿勢が引き金になることもあります。
五十肩は時間の経過とともに回復することが多く、一般的には以下の3つの段階を経ます：
・急性期（炎症期）：痛みが強く、動かすことが困難
・拘縮期：痛みは少しずつ軽減するが、肩の動きが硬くなる
・回復期：可動域が徐々に改善し、日常生活がしやすくなる
症状が自然に改善するまでに数ヶ月から1〜2年かかることがありますが60%が自然に軽快するとされ、残り40%は3年以上症状が残るとされています。
当店では、患者さまの状態や生活状況に合わせながら施術を行います。
・過度に緊張している筋肉へのリラクゼーション
・肩関節の安定に必要な筋肉への運動刺激
・ライフスタイルの見直し、セルフケアのお伝え
肩の痛みや動きでお困りの方は、我慢せずお気軽にご相談ください。